日本技商のSDGsへの
取り組み
SDGsとは、「持続可能な開発目標 」(Sustainable Development Goals)の略称です。
地球上の「誰一人取り残さない」世界の実現にむけ、2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットが定められています。
日本技商のSDGsの取り組みについて、下記の通り宣言いたします。
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう

12. つくる責任 使う責任

私たちは消耗部品運用における「つくる責任 使う責任」をこう考えます。部品サプライヤーは「つくる責任」を果たすために、
素材・工程・輸送のムダを省き、設計段階から再使用可能な部品設計をおこなう。
デバイスメーカーは「使う責任」を果たすために、消耗部品を出来るだけ再利用し廃棄物の排出を削減する。

13. 気候変動に具体的な対策を

私たちは消耗部品運用における「具体的な気候変動対策」をこう考えます。
温暖化ガス排出量を削減するために、消耗部品の寿命延長や再使用を可能にする技術を開発し、消耗部品廃棄物の排出を削減する。

17. パートナーシップで目標を達成しよう

私たちは消耗部品運用における「パートナーシップによる目標達成」をこう考えます。
消耗部品の製造から廃棄までの間に排出する温暖化ガス排出量を管理するために、
デバイスメーカー、装置メーカー、部品サプライヤーはパートナーとして連携し、持続可能な部品運用を実現する。
SDGs溶射
~CO₂削減対策~
溶射技術は古くから産業機械のメンテナンスの手法として省資源に貢献してきました。
日本技商は創業時より静電チャックのリユースを主力事業の一つにして成長しました。
2015年のSDGs採択によって社会課題への国際目標が明文化されましたが、日本技商はすべての産業機械のリユースに取り組んでいます。
CO₂削減対策
溶射とは、燃焼又は電気エネルギーを用いて溶射材料を溶融、又はそれに近い状態にした粒子を基材に吹き付けて皮膜を形成すること。 基材に与える熱影響が少なく、部品の再生が可能な技術です。 また、局所的に基材よりも耐久性の高い材質で補修でき、部品の長寿命化によりCO₂削減に貢献することもできます。
リユース実績
半導体・FPD装置:静電チャック・上部電極・ライナー等
工作機械:ベッド・ベース等
その他設備部品:シャフト・スリーブ等
半導体・FPD装置:静電チャック・上部電極・ライナー等
工作機械:ベッド・ベース等
その他設備部品:シャフト・スリーブ等

リユース事例1/ベース再生

前加工

・摩耗したSUSベース
・傷、平面度修正

溶射

セラミック溶射で耐摩耗性UPと寸法復元

研削

寸法精度、表面粗さを確保

リユース事例2/FPD上部電極溶射化

放電によるガス穴の損傷や穴径の拡大で廃棄されていた上部電極を溶射化リユース

放電により損傷したガス穴
前加工

セラミックスリーブ挿入用に穴径を拡大

セラミックスリーブ挿入

・絶縁性UP
・耐ガス性UP

表面Y₂O₃溶射

・耐ガス性UP
・耐プラズマ性UP